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2005年6月 6日 (月)

米国に対する認識

流風は、どれくらい米国について、知っているのか、整理してみた。政治的には日米安保条約とか日米同盟とかいって、深いつながりがあるように演出されているが、果たして日本人は米国を知っているのだろうか、理解しているのだろうか、少し考えてみた。

現在、日米関係はうまくいっているようだが、中国とはまた違った難しさがあるようである。以下、十分な理解とは言えないが、米国に対する認識を一般国民レベル?でまとめてみた。

まず第一点は、民主主義を信奉していることであろう。表面的には合議制であるが、リーダーシップが重要な役割を果たしていること。そして、民主主義を輸出している。世界に民主主義のシェアを拡大することに熱心なこと。

第二点は、資本主義で、資本が中心で、人より資本重視であること。民主主義の輸出先に資本主義を根づかせること。領土的野心より、資本主義が根づくことによる、ビジネス機会を増やすことに野心がある。

第三に、自由主義で、競争による効率を重視している。その結果、インターネット等システム開発に熱心である。日本が米国から学べる唯一のことである。

第四に、最も国際化が遅れていること。彼等は相手国の事情を無視する傾向が強い。相手国を理解しようとする努力は基本的にないと言うと言い過ぎだが、それに近い。

第五に、力を信奉する傾向が強いこと。軍事だけでなく、力は最大の外交と思っている。脅し、ハッタリ、強硬さは常套手段になっている。

第六に、アジア蔑視であること。米国とかかわりのある人は感じておられるだろうが、基本的にアジア蔑視姿勢がみられること。また日本に原爆を落とし、ベトナムには枯葉剤など化学兵器を使用し、イラクでは劣化ウラン弾を使った。これらはアジアに対してのみであること。

第七に、各政権はいろんな強力な支持母体を持ち、大統領は繰り人形であること。言うことを聞かなくなると、選挙で落選させるか、最悪暗殺される。よって、大統領に深い見識があるとかを期待してはいけない。支持母体で政策作りが決まってしまう政権と考えたほうがよい。

第八に、彼等が恐れるのは世論である。自国の世論も、相手国の世論も、さすがに無視は出来ないと感じているのではないか。中国の反日デモにも敏感に反応していたではないか。

まだまだいろいろあるであろうが、以上、独断と偏見でまとめてみた。日本は最低限度、こういったことを理解した上で米国と付き合う必要がある。そうすれば、彼等の要求事項の事情が飲み込めるはずである。そして一般人も、そういった事情を知っておくとよいのではないか、と思う。

その上で、米国には、日本の理念を明確にして、論理的に主張・説明しながらも、日米関係を良好にすることは、日本にとって依然重要なことであろう。そのためには、もう少し、米国に関心を持って、各階層の人脈を更に強化することが求められると思う。

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