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2005年6月20日 (月)

引き際

全く日本のトップ層はどうなっているんでしょうね。関経連の秋山喜久会長(関西電力会長)に対して、奥田日本経団連会長が早期退任を促したそうな。政治音痴でトヨタさえ良ければよいという奥田氏はあまり好きではないが、今回の指摘は正しいと思う。秋山氏は関西電力の会長職も関経連の会長も辞任すべきだ。

だいたい出処進退の哲学も持ち合わせていない輩がトップになるから、第三者から指摘を受けることになり、恥の上塗りをすることになる。

まず関西電力の会長職について、関西電力の問題が生じた時点で、秋山氏は辞任すべきだったのだ。トップというのは、就任した時点ですでに、次のトップが決められていなくてはならない、ということだ。関西電力の社内改革は次のトップに任せればよろしい。

大体言い訳としては、自分で改革してから、辞任を考えるなどと、とぼけた発言が多すぎる。事故や問題の処理を自分自らがやるという不遜な態度がいけない。トップか残れば、改革などできやしない。トップが辞めてくれて、部下も遠慮なく改革に取り組めるのだ。その点を理解していない。

トップは実際は自分の蒔いた種でなくても、自分が責任者であれば、潔く辞任する方が多分社会から評価され、いずれまた社会が必要とするときが来るだろう。しかし、現在の地位に恋々とするなら、もうそれは社会からの引退しか認められないだろう。

関経連が人材不足のため、秋山氏を必要としているとのことだが、それは大きな勘違いで、時代はすでに変わっていることを理解すべきだろう。上の重石が取れれば新しい人材が活躍するだろう。秋山氏に拘りつつけることは関西経済の地盤沈下を更に推し進めることを肝に銘ずるべきだ。

これらのことを他山の石(本来の意味と少し異なるが)として、私達も出処進退には潔くありたいものです。

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