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2005年7月30日 (土)

企業の上場と情報開示

ワールドの株式非公開化決定は株式とは縁のない流風でも、関心を持たざるを得ない。非公開化を決めた理由が情報開示がライバル社への情報提供になり、ビジネスがしにくくなるとのことであった。

そもそも日本の上場企業は情報開示が不足しているというのが、海外投資家の見解であるようだが、情報開示をすれば仕事がやりにくくなるのは当然である。また海外の企業が本当に情報開示しているか疑問に感じている。どうでもよい瑣末な情報を大量に開示し、肝心なことは仲間内で情報交換していると疑える海外企業は多いからだ。

日本の企業が国際化し、国内で株式持合を減らし、海外からの投資を増やすことは利点もあるかもしれないが、経営を不安定にする可能性も大きい。企業は上場の真の目的は何か、それに伴うリスクは何か、を再度認識して、上場に取り組むべきだろう。

上場の目的は、一般に①直接金融という資金調達、②企業の社会的価値を上げ、信用を高める、③企業の知名度を上げる、④③による人材調達の容易さなどが挙げられよう。

だが、ここで注意すべきは、直接資金調達コストが総合的に見れば、必ずしも安くないということだろう。企業経営者は今一度何のために上場するのか、再確認して欲しい。そして経営者の意識としては、自社が果たして木鶏に値する企業なのか、知るべきなのである。

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