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2005年8月17日 (水)

漢字の行方

欧米人にとって、日本語は難しい言語だそうである。日本語は、漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字が使用されるため、日本人はよくこんなに覚えられるものだと感心される。日本語を覚える日本人は皆、天才ではないかと!!

その中で、漢字が特に大変なようである。私達は生まれた時から使っているから、別に感じないが、彼等の思考回路とは異なる文字のようである (日本人も他の国の言語に関しては、よくわからないから、その点はどこも同じとも考えられるが)。

漢字は中国で発明され、ひらがな・カタカナは日本で発明され、ローマ字は輸入された。その中で、今回は漢字について、若干触れたいと思う。

漢字文化の国としては、日本、中国、朝鮮半島、ベトナムが挙げられるが、現在、漢字文化は衰退しているように感じる。

中国は簡体字になって、漢字そのものの意味が失われつつあるし、朝鮮半島は中国の文化侵略に抵抗するため開発されたハングルが主体で、漢字は利用されなくなりつつある。

ベトナムのことはよくわからないが、やはり同じ傾向があるとのことである。日本は戦前と比べれば、漢字は簡略文字になってはいるが、漢字の持つ意味が100%失われているわけではない。これらの国の中では、最も本来の漢字に近いものが多く使われている国ではなかろうか。

今後は中国の動向がわからないが、日本は今後も漢字を含めた日本語が残っていくと思う。日本は中国が発明し、捨てたものも残していく文化がある。時代が変わっても、日本は世界の文化の“図書館”であり続けるのかもしれない。

戦後、漢字は表面的な記号の役割に重点が置かれたように思う。私達は再度、漢字に込められた意味や文化を再認識すべきではなかろうか。そして、次の時代にいかに伝えていくかが問われている。

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