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2005年11月 2日 (水)

子供の責任とは

最近はどこにいても高齢者が目立つ。元気な高齢者ばかりだと問題はないが、いずれ自分の力ではどうしようもない事態に陥る。そういう場合の子供の対応は様々だ。

例えばAさんは子供が二人姉妹ですでに結婚されて、お二人とも遠方に住まわれている。それぞれの義父母の介護の問題もあり、親の面倒を見るために帰れないだろうから、子供には頼れないと思われている。いろんな世話は他人に頼るしかない。身体が弱いそうであるが、夫は妻の面倒を見ないらしい。

Bさんは独身で、子供がないため、介護の世話になるしかないと割り切っている。1人暮らしをずっと続けてこられたため、その辺の割り切り方はできるらしい。本心まではわからないが、結構楽しく暮らされているそうだ。

Cさんの場合は、子供が親の介護のために会社を辞められ、ずっと介護をされている。介護保険の時代でも、子供が近くにいると親は安心するそうである。他人に面倒をみてもらうのはいやという親達も多いようである。

Dさんの子供は大企業で出世され、遠方におられるため、親の面倒はまったくできない。子供の妻と折り合いが悪く、夫には先立たれ、介護保険の世話になられている。子供からは盆と正月に贈り物がくるだけで、子供と最近会ったことがない。だが、それは本当に寂しそうであるとのこと。

Eさんの場合は、何人かの娘夫婦が度々訪れ、その面倒はそれぞれが面倒を見ておられるそうだ。義父母の面倒とバランスよく調整しながら見ておられる。必ずしも近くではないが、そんなに遠方でないことも幸いしているのであろう。子供との関係作りがよかったことがこのような結果につながっているのではないか。

ざっと流風が知っているだけで、本当にいろいろ考えさせられる。実際はもっと様々な親と子の関係があるだろう。高齢者時代、少子化の子供たちはどのように親に対応していくべきなのか。親も若い時は子供の世話にはならないと強がりを言っても、次第に気弱になっていく。だが親の変化を見抜き対応している子供は少ないと思う。

親の介護のあり方、他人による介護の利用の仕方、子供自身の仕事・生活の問題のバランスは意外なほど難しいかもしれない。子供に見てもらおうとすれば、長期に人間教育を図るべきだろう。

しかし、それでも、やはり親の世代が早めに老計、死計という覚悟をするべきなのかもしれない。すなわち現代では子供はあまり当てにならないと考え、親はそれぞれの計画を早めに立てるのは止むを得ないのかもしれない。ただ、それが社会にどのような影響を与えていくのか心配である。

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