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2005年11月29日 (火)

贈り物に対する考え方

季節的に贈り物の時期になってきた。ただ贈り物は簡単なようで難しい。心がこもっていればそれでいいと言う人もいるが、一方的であれば、そのようにしても必ずしも喜ばれるわけではない。以前、頂いたもので、ご自身で作られた工芸品があるが、飾る場所もないし、出来上がりはイマイチだし、でも交流はないでもないので捨てるわけにもいかない。そういう経験は誰でも経験のあることと思う。

確かに、『礼記(らいき)』に「何かを与える時には、何が欲しいかなど問わない」とある。これは事前に欲しいものを聞いて、相手に期待させておきながら、贈り物をしない失礼を言っているのかもしれないし、相手が欲しいものを贈り物として、(資力などで)できない場合の問題を注意しているのかもしれない。ただ受ける側からすると、いきなり欲しくもない贈り物を頂いても困るのである。

つまり贈り物は、相手と自分をバランスさせながら、相手の望みを汲み取る姿勢が常に必要なのだろう。言い換えれば、贈り物は日頃から相手の望んでいるものを探りながら、自分が提供できる可能なものを見つける準備が必要である。そのためには、日頃からのコミュニケーションが大切で、相手の望まないものであれば、いくら高価なものでも相手に喜ばれないのである。相手の気持ちを察した程よいものを分相応にプレゼントするのが理にかなっていると言えるのだろう。

このように贈り物をするには周到な準備がいる。だから付き合いの浅い相手に贈り物をするのはギャンブルと言えないこともない。ただ、はっきりしていることがある。女性は年齢にかかわらず、花が好きなことだ。少し言葉を添えて、花を贈り物をすることは喜ばれる可能性が高い。花のように形が長期に残らないものは、ある意味、気楽で受け取りやすいのかもしれない。

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