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2005年12月14日 (水)

認識違い

私達は度々間違った認識をしてしまうようである。世間で常識になると、あるいはある言葉が一般に使われるようになると、それが正しいと思ってしまいがちである。例えば、「夜の蝶」といえば、盛り場あたりのお姉さんを指すといわれる(最近はあまり言いませんが)が、生物学的には表現がおかしいらしい。

蝶は太陽の光を視覚で反応する。よって夜は活動しない。むしろ、蛾の方が相応しい。蛾は光には反応せず、匂いに反応する点でも。実際、夜は男は匂いとか雰囲気で反応している。大体、若い方は知らないけど、夜はお姉さん方の顔なんか見ていないもんね。見慣れたパートナーでも同じかもね。

まあ、日本人としては蝶のイメージが高く、「夜の蛾」と表現すれば、ムードも何もないから、夜の蝶というのかもしれない。確かに経験的に蛾の耳障りは悪い。そのように日本人は蝶と蛾は別のものと考えている。英国も「バタフライ」と「モス」とは分けている。フランスは区別せず、映画の題名にもあった「パピオン」で統一されているらしい。事実、生物学的には蝶も蛾の一種らしく、フランスの呼称の仕方が正しいことになる。

このように文化が養ってきた常識と言うものは、世界に必ずしも共通するものではない。もちろん生物学的に正しいからといって、呼称を分けることが悪いわけでもない。今更、別にしているものを同じにしろと言うつもりはない。

ただ正しい知識を持って、お互いの違いを認識する意識は大事だと思う。世界の国々と付き合う場合、最も必要とされるが、どこかの国の首脳同士は未だにそれに気づいていないようだ。トップの人間の器が小さくなっていると感じざるを得ない。

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