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2005年12月 3日 (土)

観察力を考える

少し前のことだが、あるマーケティング会社の社長が、牛丼店で販売される牛丼の御飯の部分と具の部分の重さを量ったという記事があった。並、大盛、特盛と種類があるのだが、まず第一番に、店によって、御飯・具の重さが同じメニューでも異なるのだ。第二に、具の重さはメニューの違いにもかかわらず、あまり変わらないとのことだった。その時感じたのは、外食産業は、計測に関しては、割といい加減だなと思った記憶がある。ただ現在のデータは知らないので、何とも言えないが、既に改善済かもしれない。

ところで話は変わるが、別の記事で、ある店員の方は、御飯の分量を秤ではかるわけではないのに、正確に提供できるそうである。当然相当の経験がものをいっているのだろうが、多分、それは対象に対して、観る力が強いのだと思う。

それは「目機銖両(もっきしゅりょう)」とも言われる。その意味は、わずかな重さまで一目見ただけの目分量で確実に見分けてしまうことをいう。対象に集中した結果だろう。こういうことは全ての人ができるという訳でもない。そういう方は、どの業界にも、いらっしゃるようで、それぞれ重宝されている。

同様に、人間の目利きも、眼前に現れた人物を一瞬で、どのような人物か、洞察してしまう。それは全体、部分を見て、多面的に、すぐ判断できるようである。当然多くの人を見てきた経験がものをいうのであろうが、人間というところに問題意識を強く持ち続けた結果であろう。そういう方は、一般に目力が強く、会って話をしても、全てを見破られているような気がする。

注)
一斤の16分の1が1両で、1両の24分の1が1銖である。1銖はだいたい1.5グラム。

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