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2006年2月17日 (金)

近所づきあいと紅白饅頭

最近は知らないが、流風が子供の頃は、よく近所から紅白饅頭が配られてきた。どこどこの上棟内祝いとか、誰々ちゃんの卒業祝いとか、お婆さんの米寿内祝いとか、いろいろあった。そのように、よい祝い事は近所に分けるという慣習があったように思う。それで、ああそうだったんだとお互い確認していた。最近は、核家族化したためか、近所との付き合いも浅く、そういうことはあまり聞かない。

確かに、その頃は足りなくなると醤油を借りるとか、作りすぎた料理を近所に分けるとか、釣果をおすそ分けするとか、お中元・お歳暮のおすそ分けとかもよくされていたと思う。年末には餅米を持ち寄って餅つきをしたりして、近所が助け合っていた。子供も近所のおじさんにぼろくそに叱られるし、子供もそういうことを通じて、やっていいこととやっていけないことの区別ができるようになっていた。

社会の不安定化が言われる時、大上段に構えて、議論するより、このような庶民レベルでの交流を取り戻すことが大切なように思う。もちろん、ある意味、煩わしさも伴う。しかし、これは物事の表裏の現象で、今まで私達があまりにも奇麗事で我がまま言ってきたことを反省しなければならないのではと最近思う。

そんなこと、今更できないと言う人もいるかもしれない。しかし、まず声を掛け合うことからはじめられてはと思う。女性同士は比較的されている。しかし若い女性は子供関係の知り合いを除けば、地域交流は必ずしもできていないように感じる。また男は仕事場との往復になるため、地域社会をあまり意識していない傾向がある。それが故に、その存在価値も薄い。気軽に声をかけて存在を知ってもらうことも大切だろう。そして、そんな基本的なことが地域の防犯につながっていく。当たり前のことから始めよう。

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