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2006年2月22日 (水)

大臣の発言とプロパガンダ

よく大臣クラスが、軽口発言して問題になる。あれは多分本音だろう。だが現在の国の基本方針とは異なることが多い。そのため大臣の資質が問われることになり、指名した首相の責任にもつながる。なぜそうなるのかを考えてみると、一番多いのが、大臣になって少し浮かれている場合もあるし、支持者に阿っている場合もあるようだ。だが、日本の大臣の発言は世界に時々刻々と注目されていることを忘れてはならない。日本の大臣は日本国の大臣であると共に、世界の大臣であるという意識が必要なのだ。そういうことを周囲が注意しても、自覚のない大臣がいることは大変残念だ。

発言内容によっては、国を危うくしかねない。それは利害関係のある関係各国が交渉を有利にする材料として、内外のマスコミを利用するプロパガンダによって、物事が大袈裟に取り上げられたり、過去の解決している事柄を蒸し返されることになりかねない。戦略的外交をする国々は、それらの失言に合わせて、事前に用意していたプロパガンダを流して、自国の色のついた内外のマスコミ・報道機関を利用して工作する。そのように、失言ネタは待ち構えられているのであり、発言は慎重になされるべきだ。

そういう風に考えると、本当の大臣というのは、本来何も言えないことになる。そういう風に対応すると、周囲は大臣の態度や数少ないちょっとした発言から判断せざるをえない。それは以前ブログで紹介した“木鶏”に通ずるものがある。結局の所、周囲は、基本的には、その大臣になる前の過去の言動が根拠になるかもしれない。これから大臣を目指そうとする政治家の方々は、現段階で、もっと発言の仕方に注意しなければならないのだ。

いずれにしても、大臣は発言する前に、一旦発言を呑み込んで発言して欲しい。それが日本の政治家に最低限求められることだと思う。

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