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2006年3月23日 (木)

個人による公共投資

最近、金原明善という人がいたということを知った。彼は静岡の植林に貢献したとかで、関東の人には馴染みが深いかもしれないが、関西ではそれほど有名でないと思う。それとも流風が知らないだけか。よって、あまり詳しいことは書けない。今回は覚えのようなものになる。

彼は、実・行・業を重んじ、家憲を次のように定めたという。流風なりの解釈を付け加えておく。

一 君国を重んじること

国から与えられ、守られるだけでは駄目である。一命をかけて、国に対して、自分の境遇と力において、できる限り尽くすこと。

二 財産を重んじること

私有財産といえども、公共のために使うこと。社会のために、国家が必ずしも全てできるわけではない。それを私有財産で行う。

三 衣食住に制限を設くること

自分の生活に捉われては、結局、何もできない。よって、衣食住に制限を加える。すなわち、生活を律することは心をしっかり律することにつながる。心身ともに健康であればこそ、事業が行える。

四 人はみなその力に食むべきこと

伝えられてきた自分の持ち場を大切にして発展させることが、国家の発展につながる。全ての存在には意味がある。自分を大切にすると共に、相手を尊重し、研鑽すれば、社会の発展につながる。

五 家計は一定の年額を設くること

質素にして、毎年使う家計費を一定にしておけば、余れば貯金し、足らなければ、それで補えばよい。そうすれば、緊急のことにも対応できる。堅実な生活態度を求めている。

六 家伝二宝のこと
    二宝とは、忍ぶこと、嗜むことのない、これを二宝という。

あらゆる苦難に耐えること、贅沢なものに嗜まないこと。苦難に耐えれば、全てのことが大したことでなくなるし、人間社会が見えてくる。人間は日々贅沢になっている。いろんなものに嗜めば、心に捉われができ、それが油断につながる。

企業の社会貢献がよく言われるが、個人が社会貢献するにはどうすればよいか。今更ながら、鋭い指摘である。もう一度、個人の社会貢献について考えてみたいものです。

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