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2006年3月25日 (土)

住宅事情雑感

本日は住宅事情雑感。マンションと戸建について、とりとめもなく、だらだらと。

公示地価が下げ止まりし、三大都市圏の商業地では上昇しているらしい。都市部の住宅地も底を打った様子であるが、地方はまだ下落状態という。確かに、流風の住んでいる地域でも、賃料はわずかながら上がり続けている。中古のマンションも値上がりしているようだ。金利の上昇も予測され、新築マンション購入を考えられている人も多いと聞く。

だが、ここで考えなければならないのは、マンションは終の棲家ではないということ。最近はバブル崩壊の影響で、止む無く、終の棲家にしている人もいるが、終の棲家ではないだろう。マンションは購入すれば、所有権を持つことになるが、実際は賃貸料の先払いと権利の取得に過ぎないと考えることもできる。

それに昨年から問題になっているマンション業者の不正は一部だけではないだろう。特に高層マンションは住むにはリスクが伴う。震災の時も、高層階は揺れが激しく、非常に被害も大きかった。それに立替となると権利の調整で大変だったようである。また高層マンションは人口減が予測されることもあり、いずれ廃墟になることも予測される。取り壊すコストや環境問題も大きい。となれば、マンションに関しては、それらに対応しやすい低層の方が望ましい。マンション業者の方々は考えて欲しいものである。とは言っても、都会ではそれが難しいのかもしれないが。

今後も起こるであろう震災のことを考えれば、戸建が望ましい。それも、100坪くらいの土地に、そこそこに、スペースにゆとりのある部屋の建物がいい。都心部では難しいか。しかし現在はあまりにも小さい家が多すぎる。狭い敷地にいっぱいいっぱいの小さい家を作り過ぎる。また隣家との隙間があまりにも少ない。景観上も望ましくない。あの程度だったらマンションの方に住めばいいのではとよく思う。

しかし、戸建の場合、マンションのような管理会社がないため、煩わしい面もある。その辺の改善は必要だろう。マンションの管理会社のように、地域戸建住宅管理会社というものがあっても良いとおもう。もちろん全てを管理会社に任せるのもどうかと思うが、住む人の諸条件により、こまごまとした地域の催しに参加できない人も多い。自治会も、それで助かるはずである。それに対する仕組みは今のところ無いようである。住宅会社は是非取り組んで欲しい。

こういうことを整えると、中古戸建住宅の流通がもっと速やかになるはずである。もちろん米国のように、常に転売を意識した改築という所有者の意識転換も必要かもしれない。それには、もっときめ細かな査定が望まれる。そういう情報が流れると、所有者も設備更新にしても意識するようになる。

戸建住宅市場はこれからもっと動き出すと思うが、しっかりした住宅を建ててもらうと共に、住まい周辺のサービスにも住宅会社には目を配って欲しいと思う。

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