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2006年4月11日 (火)

名物とは

旅行すると、土産物屋に、「名物」というものが並んでいる。最近は、観光開発の一環で新しい土産物名物の開発・模索が続いてるようである。でも、「名物」って、何なのだろうか。一般的には、その土地の特産物やそれを材料とした加工品を指しているものと思われる。

ただ、最近は地域に特徴のあるものが薄れている。どの地域も似たようなものが多い。他地域が、売れそうだという評判を聞いて、すぐ真似をするからだ。それに、その地域だけしか購入できないのが望ましいのに、変な欲を出して、全国的な拡販をして、その価値を薄めている場合もある。

だから、地域の名物とは何なのか、わかりづらくなっている。また、地域ブランドと称して、差別化を図ろうとしているが、その中身が少し怪しい。単にネーミングだけなら、いずれ、それは化けの皮が剥がれる。内容が伴わなくて、ただ単に価格が高いだけなら、敬遠されるのは時間の問題だと気づくべきなのだ。

であれば、どうすればいいのだろうか。基本的には、商売の原点に戻って、土産物に対して臨む基本理念に尽きるのではなかろうか。例えば、

  ⅰ いい材料を使って、正しい物を作り続ける。
  ⅱ 外見やネーミングなどで変な付加価値をつけない。
  ⅲ 本来あるべき正直な商売をする。
  ⅳ 牛のよだれのように細く長く、堅実な経営をする。
  ⅴ 世の中の動きは注視するが、流行を追わない。
  ⅵ その地域での経営に徹する。

などが示せると思う。こういうことは、老舗の経営に通ずるものがある。「名物」という名に捉われて、変な商いにならないようにしてもらいたい。

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