« 気分転換と明石城 | トップページ | 『糟糠の妻』と『覆水盆に返らず』 »

2006年4月17日 (月)

創業者の苦労話

日本では起業家は成功しないと尊敬しされないが、起業そのものは大変なことである。それに起業しても全ての企業が生き残るわけではない。成功者は一握りに過ぎない。成功者に対しては世間に囃し立てられるが、失敗者には冷たい。

起業したときは、甘い言葉をかけても、失敗すれば人は冷たくなる。確かに、起業者としての心構えは必要だ。だが、起業した人々をもっと支えるという意識があってもいいのではないか。確かに全ての起業が筋の良いビジネスとは限らないので、厳しい起業審査のようなものは必要だろう。闇雲に起業しても、社会全体としてもロスが大きいからだ。

しかしながら、一旦起業すれば、バックアップする仕組みは求められる。経営者は日夜ビジネスに邁進すると、どうしても、時として時代や流れを読めなくなることもある。そういった時、客観的に適切なアドバイスをする人がいれば、経営者は助かるはずである。尤も経営者に聞く耳があるかどうかだが。

そして、起業を志そうとする人々は、先人に学ぶべきだろう。いいことも悪いことも経験した経営者の話は参考になるはずだ。ただ成功だけの話だけでは、それは意味がない。成功の時代背景、ビジネス環境、人材など資源の違いなどで、成功者の経営方法はそのまま使うことはできない。そこでは、経営者の考え方だけが参考になるだろう。現在、起業者は経営の方法の習得には熱心だが、考え方の習得は疎かにされているように感じる。

ところで、神戸一円で展開されている『神戸にしむら珈琲店』のオーナー(正確には、オーナーにヒヤリングしたもの)がホームページで店の歴史を語り始めておられる(*注)。そのような考えるヒントはどこにも転がっている。そういう意識で考え方を探るような習慣を持って欲しいと思う。そして起業されても、そのような初心を忘れないようにしてもらいたい。

*注

ホームページ『神戸にしむら珈琲店』での店の歴史は、中止され、現在語られていない。
      

|

« 気分転換と明石城 | トップページ | 『糟糠の妻』と『覆水盆に返らず』 »

経営関連」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/99784/9637449

この記事へのトラックバック一覧です: 創業者の苦労話:

« 気分転換と明石城 | トップページ | 『糟糠の妻』と『覆水盆に返らず』 »