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2006年5月 8日 (月)

観光地の宿命

ゴールデン・ウィークも終わり、今日からブログ再開。皆様は、いかが過ごされましたか。どこも人がいっぱいでしたね。どちらかというと、こういうのは流風は苦手。でも、流風の住んでいる地域は、一応観光地です。休みになると、多くの人がやってくる。

今回のようにゴールデンウィークとなると、通常の休みと違い、市街に出ている大半は外部から来た観光目当ての人々によって占領される。そういうことで、この時期は、流風は、自宅周辺か、他の観光地でない静かな地域に移動することがしばしばある。何かトコロテンのように押し出された感じである。

もちろん、人が集まることによって、観光地を活性化していることは否定しない。観光地は、それによって、新たな課題を得るわけだから、それを解決すべく、新しい文化を創ればよい。多くのモノや人が入り混じって、新たな文化が創造されることは望ましい。だが、このような特別な時期は、観光客によって、街の雰囲気も明らかに変る。それは明らかに何かが違う。それは次のような傾向である。

ⅰ いろんな所から、人々が集まるため、ファッションに統一性がないということ。だから当地の全体的なイメージとは異なってくる。来た人たちは、それが当地のイメージと誤解している人々もいる。

ⅱ 女性は世代間で若干の差はあるものの、不思議と皆、似通ったファッションで来る 。女性には、当地に特定のイメージがあるのだろう。皆、それなりの余所行きの姿で頑張っているのだと思う 。それが当地にエネルギーを与えているかもしれない。

ⅲ 男性はファッションに皆、無頓着というか、誰もそんなに差異がない。ファッションに気を使っていないということだろう。でも、かえって、違和感はない。ファッション業界には、まだ未開の大地があるようだ。業界の方々には、せいぜい、クールビズで頑張ってもらいたいものだ。

ⅳ 最近の傾向として、若い人たちの中で、品のない、いでたちが多いのは気になる。決してオシャレだとは感じさせなのだ。あれは、どうも芸能界のファッションを真似ているようだ。お笑いの芸人の真似の場合もある。あんなのは、芸能人や芸人だから、許されているのであって、一般人には似合わない。まあ、それも、活力源になると言ってしまえばそうだが。だが、当地には似合わない。

ⅴ 子供服は、皆おしゃれで、お金がかかっていることがよくわかる。少子化の影響を感じる。それはまだいいとして、混雑地で、親が手をつながず、子供がうろうろするのは迷惑なことだ。ここでも、親の公共心が欠如している。

そういったわけで、観光シーズンには、いろんなファッションが渾然一体となって、街を徘徊しているのだ。これは、ある意味、仕方がない。人々は、いろんなファッションをすることは自由だ。それを規則で縛るわけにもいかないし、そんなことをすれば、観光地は廃れてしまう。これが観光地の宿命なのだ。

しかし、マイナスの要素もある。マナーの悪い観光客がいるのである。日本人は、いつから、このようになったのだろうと思う人々がいる。典型的なのが、ゴミのポイ捨てによるゴミの多さであろう。歩道、車道脇、陸橋などゴミだらけである。それに歩きタバコやタバコのポイ捨ても多い。人通りが多いから、歩きタバコは非常に危険を感じる。人々の中に公共心がないのであれば、どこかの国のように、ポイ捨ては厳しく罰する仕組みも求められる。

それに、飲食店関係も、どこも満杯で、落ち着くことができない。食べる場所はいっぱいあるのに、どうしても一ヶ所に集中してしまう。いろんなガイドがあるのだろうが、それが輪をかけているようである。有名でなくても、美味しい店はたくさんあるのだが。更に場所によっては、今では定着してしまった食べ歩きが目立ち、また、それが街を汚していく。その一方で、比較的有名なところでも、時間帯で閑散としている地域もある。つまり同じ観光地でも、時間帯でばらつきが大きいのだ。人々の行動が似ていることが一部地域で混雑を助長させているのだろう。

何か観光地のルールが求められる。もちろん、受け入れる側としても、何らかの方策が求められる。需要と供給のバランスが悪いのだから、混雑情報を提供して、観光客を分散させることが求められる。現地の人間からすれば、なぜ同じところばかり、人が集中するのか不思議で仕方がない。もっと魅力的なところは他にもあるのだから。今後は、混雑調整も真剣に考える必要があるだろう。

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