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2006年7月24日 (月)

鏡を見る女性

流風が電車に乗っていると、前に座った女性が、カバンからおもむろに鏡を取り出し見つめている。化粧するのと違って、これは昔から見る風景である。彼女等の器量は色々である。昔は器量が、それほどでもない方が公共の面前でコンパクトを取り出していたが、最近は必ずしも器量が悪い女性ばかりではなさそうだ。そして昔は、コンパクトを取り出していたが、最近は四角て比較的大きい鏡が多い。

傍から見れば、どう見つめても、容姿が改善されるとは思えない。それでも、そういうことはお構いなしに、ためつすがめつ見つめている。彼氏と会うのだろうか。だが、男というのは、細かい観察には疎い。彼女が気にするほど詳細にわたって彼女を見つめていないだろう。一部のプレイボーイを除けば。大体は彼女の変化さえ気づかない連中が多いのだ。流風もその一人かもしれない。

それに顔を気にする女性ほど、身体全体の体型バランスが悪いことも多い。そんなことをするより、立見鏡で全体を再確認する方が大切だと思うのだが。男はざっくり見ているのだ。もちろん、若い頃は女性の顔だけ見ている男達もいるにはいるが。

さて、鏡というものをを題材としたものに、能の『松山鏡』がある。ネットでも紹介されているので、ここでは改めて記さないが、娘が亡くなった母を鏡に映し出される自らを見て、母を想う心がいたわしい。基本的に、娘が鏡というものを知らなかったということを前提にしているが、なかなかよくできた話と思う。

鏡一つでも、話の広がり方は異なる。若いお嬢さん方もロマンを持って欲しいものである。

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