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2006年11月14日 (火)

七五三の着飾りに思う

この時期に、神社に行くと、小さい子供さんで、賑わい溢れている。先日、寄った生田神社もそうだった。そう、七五三のためだ。大体、若い親と子供に爺婆がついている。子供のきれいなべべ(最近は貸衣装も多いそうだ)も爺婆持ちのようだ。それでも、皆、嬉しそうで、幸福そうだ。

男の子は、数えの3歳と5歳、女の子とは、数えの3歳と7歳に祝う。でも、最近は満年齢で祝うという。少し、違和感がある。伝統は守って欲しいものである。

子供の頃、着慣れない着物を着せられて、千歳飴をもらって、帰りに、行儀悪く、なめて、歯にくっついていた記憶がある。そうすると、口の中をなめなめするので、よだれが出て、衣装が汚れるんだけど。最近は、貸衣装も多く、汚れないように、千歳飴も、かつてあった15センチより短いものも多いようだ。

しかし、とにかく、長寿の意味があるらしい。親は誰でも、それを願う。両親も、爺婆も、いい顔をしている。いつまでも、平和な家庭であって欲しい。

それで、思いだしたのが、次の歌。

           天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ

              をとめの姿 しばしとどめむ

                    (百人一首 僧正遍昭)

これは、五節の女児の舞姫を見て詠んだものらしいが、七五三の男児・女児も何をしても、舞姫のようだ。競って、華美を尽くしているのも同じだ。子供だから、あの雰囲気に興奮もしている。そして、見学している者も、そういう雰囲気に呑まれる。流風さえも。

しかし、興奮のうちに、あっと終わってしまうのは、人生も同じかもしれない。そうならないよう、しっかり踏みしめていきたい。

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