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2006年12月13日 (水)

官庁刊行物の無駄

諸官庁の無駄が指摘されているが、少し前の報道では、大阪府が、刊行物の3割を廃棄処分していることが判明している。売れ残りが多く、いかに無駄が多いかを示している。しかし、これは大阪府に限ったことではないだろう。

国にしたって、白書類も整理が必要だろう。官報販売所に行けば、いろんな白書類が積み上げてある。大体、あんなものは、政策担当者か、研究者ぐらいしか目を通さないだろう。そうであれば、なおのことである。

国は白書に限らず、多くの政府刊行物を発行しているが、編集管理する部門が違うだけで、テーマが重複していたりしているものもある。まるで印刷する部門に貢献するかのようである。発行経費や環境問題は全く考慮外のようである。

また内容に関しては、立ち読みすると、できの悪い学者の論文や学生の卒論のように、中身がなく、やたらと文章が長く、本の厚みがあるものが多い。文章が長ければよいというものでもないだろう。

細かく分析することは、結局総合的には、何もわからないことにつながる。多分、外注の研究所とか、大学研究者に仕事を依頼しているのだろうが、彼らは白書が厚ければ金になると思っているのではないか。

そのような政府刊行物は、大胆に整理する必要がある。また政府刊行物を発行するとしても、ネットで発行し、販売すれば、印刷物は格段に減少することだろう。現在は、環境問題も何も配慮されずに、予算を消化するために、ただ惰性で、印刷物を発行し続けているとしか考えられない。

それにしても内閣府が、どれくらい廃棄しているかデータを持っていないのには、もっと驚いた。彼らは、無駄をなくすことや、費用対コストの考え方がないのかもしれない。一旦始めると、止めることができない官庁の体質にはあきれ返る。まだまだ官庁の無駄遣いは多いようである。国民としても、監視する必要がある。

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