« クリスマスシーズンと神戸 | トップページ | 即戦力と新卒者 »

2006年12月 4日 (月)

わかりにくい安倍政権

全世界において、若い政治家のリーダーシップには限界があるようである。若い首相や大統領は、ほとんど失敗している。それでは、わが国の首相はどうなるのだろうか。

安倍政権になり、2ヵ月が過ぎた。政権から各種問題で発せられる声明が直接的で軽い。地に足が着かず、ふわふわして、まるで夢物語を国民に語っているようで、少々気持ち悪い。それで国を健全に保つことができるだろうか。

小泉前首相は、やらせミーティングで、マスコミを煽り、国民に何も説明しないズルさがあった。彼は国民は馬鹿だと思っているフシがあったのは気になるところだ。小泉前首相のように、国民を騙すことをしていては、いずれ自民党の崩壊につながる危険性が高い。

安倍首相の印象は、そのためか非常にあせっていると感じられるということだろう。まるで、明日にも死が迫っているようなあせり方である。やらせミーティングに、小泉政権時代、ご自身も関与されていることが気になるのかもしれない。しかし、それはご自身が蒔かれた種でもある。それが内心、忸怩たる思いなのかもしれない。

復党問題でも、政権維持のため、来年の参議院選挙で勝たなければならないという強迫観念にとらわれているように感じる。しかし自民党は勝つ環境ではない。だから勝つ必要はなく、負けなければいいのだ。

憲法改正問題でも、国内に説明しないことも、海外の報道機関に対しては、安倍政権の方向性を恣意的に、説明したり、ちぐはぐな感じがする。企業の社長が、社員に説明する前にマスコミに発表するのと似ている。まず国民に対して、丁寧な説明が求められる。

確かに、安倍首相のこの政権での最大の目的は、「憲法改正」にあることは、明らかだ。しかし、そのやり方は、憲法改正を、自分の政権で、何が何でもという発想もあるだろうが、非常に不自然だ。彼の政権で、絶対改正しなければならないというものでもないだろう。

教育基本法の改正だって、そんなに急ぐ必要もなかろう。教育基本法改正などは、憲法改正後で十分間に合う。そんなものを今改正したところで、いずれまた改正されることになるに違いない。どうもやることなすことがトンチンカンだ。

安倍政権のわかりにくさは、結局真意を隠していることだろう。自民党単独政権を目指しているのは、皆、わかっている。「自民党だけによる憲法改正」の真意を隠しての、誘導的直接的発言は、多くの誤解を招く。

周辺に配慮し、意図がわからないようにして、何でもかも、ばらばらに直接的に発言すればいいというものでもない。それが全体像をわかりにくくする。いずれ真意がわかってしまうのなら、正面から話せばいい。その方が、結論が早く得られるだろう。今後の政権運営を見守りたい。

*追記

安倍首相のあのわかりにくさは、血液型のB型が影響しているらしい(笑)。

*2015年8月9日追記

この記事は、第一次安倍内閣時のものだが、第二次安倍内閣でも、同様の印象を受ける。やはり安倍氏は、国の指導者としては、問題がある。その結果、周囲が、変に情報を拡散させて、国を混乱させている。危険なトップと言えよう。

|

« クリスマスシーズンと神戸 | トップページ | 即戦力と新卒者 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/99784/12926984

この記事へのトラックバック一覧です: わかりにくい安倍政権:

« クリスマスシーズンと神戸 | トップページ | 即戦力と新卒者 »