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2006年12月22日 (金)

地方の破綻とリストラ

夕張市の破綻は、各地の破綻寸前の住民に大きく影響していることだろう。破綻させた市の責任者や議員たちは、刑務所に送られても仕方ない。経営能力のない自治体の首長たちに果たして危機意識はあるのか。

基本的に、リストラしなければならないが、それは何も公務員の首切りだけを意味しない。必要なのは、リストラ本来の意味での、組織構造改革であろう。

まず、いかに住民の方を向いて行政の舵取りをするかが問われている。住民を顧客と考え、顧客満足をはかれない自治体は生き残れない。税金を納めている住民に対して、満足させる施策が望まれる。

極端に言えば、全ての公務員は、役所を代表している。だから、たらい回しはせず、すべて自己の責任で処置できる仕組みが必要だ。それには、何もかも、上長の判断を仰いでいては、処置が遅くなる。住民に近い担当者に、大きく権限委譲するべきだろう。そうすることで、公共サービスにスピードか出る。

そのようにするためには、もっとシンプルな組織にすることが求められるだろう。つまり、役職を整理することだろう。企業的に言えば、「平社員→課長→部長→役員→社長」以外の役職は不要であろう。

次に必要なのは、公務員の多能化であろう。彼らの雇用は法律で固く守られている。それが故に、人員の運用が硬直化している。それを突き破ることが大切だ。いかに全員が住民の方を向くかが問われている。一つの業務ができればよい時代は終わったと思っていただきたい。

夕張市の破綻は他人事ではない。国民は、自分の住んでいる自治体についてそれぞれ考える必要があるかもしれない。自治体の無駄遣いに目を光らせるべきだろう。

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