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2006年12月21日 (木)

関帝廟に行く

阪急電車花隈駅を降りて、北に行き、モダン寺の東側の道を更に北に上がっていくと、山手幹線に出る。それを越えて、一筋目の道を西に行くと、「関帝廟」がある。

中国人華僑が商売の神様として祀っている。祀られているのは、中国三国時代の蜀の劉備に仕え、助けた武将、関羽である。信義に厚かったことで知られている。商売において、信義に厚いことは、最も求められること。日本人には、随分いい加減と思われている?彼らも、商売熱心な人は、信義が大切と考えているのだろう。

もともとは、黄檗山万福寺の末寺が大阪にあったのが、廃寺になったのを機会に、明治時代に、神戸の華僑が移築したようだ。それを1939年に、関帝と天后像をこの寺に祀ったのが始まりという。

現在あるものは、震災後、多大な被害を受け、中国人有志で建て直したもの。以前にも、戦災、火災、震災などで何回も建て直ししている。そして、そのたびに、寄付等により立派になっている。

建物は、いかにもという中国様式である。但し、建築様式は日中折衷型で、日本の建築に中国意匠や様式を取り入れているそうだ。朱塗りの山門、登竜門と云われる中門、屋根にある青色の二頭の白竜、唐獅子、大香炉などがそれである。周囲の建物とは、明らかに違っている。

本堂内には、関聖帝君像、聖観音像、天后聖母像などが安置されている。本堂内部の意匠といい、飾り天井といい、透かし彫りの意匠といい、全て中国様式である。

一応、観光スポットであろうが、南京町と比べれば、閑散としている。毎月、旧暦で1日と15日は関帝廟の縁日になっているそうだが、まだ、その日に行ったことはない。多分その日は賑わっているのだろう。

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