神戸ビエンナーレ
今年の秋の話で、少し先のことだが、神戸市で、10月6日から11月25日日までの51日間、『神戸ビエンナーレ2007』を初めて開催するらしい。神戸は文化創造都市を目指しているので、その一環のようだ。
ところが、この“ビエンナーレ”という言葉の響きは、嫌な連想をさせる。わかる人にはわかるだろうが、「鼻炎にな~れ」とは、何事かと怒りたくなる(笑)。やはり、こんなに暖かいと、心配になるのは、例の花粉症。今年はどうなるのだろうか。
少し脱線してしまったが、この“ビエンナーレ”という言葉は、イタリア語(biennale)で、「2年に一度」という意味らしい。最近は、2年に一度開かれる芸術展覧会を指しているようだ。それを神戸で、若干流れから遅れ気味だとは思うが、今年開催する。
内容は、現代アート、音楽、書道、美容、ファッションなど多彩なジャンルの芸術文化の展示や大道芸などのパフォーマンスをやるらしい。
さて、その中で、大道芸で知っているものといえば、流風の子供の頃は、チンドン屋が多かった。家の近所まで「開店」の知らせなどでよくやってきた。にぎやかなので、皆で追っかけた記憶がある。最近でも、時々見かけるようになった。チンドン屋は追っかけても、子供には、特にメリットはないが、時々割引のチラシを持って帰ると母が喜んでいた。
そのほかでは、パントマイムは、サーカスに学校から連れて行ってもらって初めて知った。何も言わずに、身体を動かすだけで笑いを取るので、すごいなあと思ったものである。アクロバットも、サーカスで知った。
大道芸かどうかわからないが、父によく連れられて祭りに行くと、バナナの叩き売りを時々見た。バナナをたくさん積み上げて、口上を言うのが面白かった。最近はあまり見たことがない。
また蝦蟇の油売りも面白かった。実際、血が出ているように見えるので、ちょっと怖かった記憶がある。その他、軽業師による芸もあった。南京玉簾などの芸もよく見た。
さてさて、年末の神戸に、『神戸ビエンナーレ2007』という新しい試みは、どんな楽しみが待っているのだろう。ちょっとわくわくするね。
* 『神戸ビエンナーレ2007』
10月6日から11月25日日までの51日間。詳しいことは下記参照。
* コンテンツ内容
パンフレットによると、コンテンツは次のようになっている。
●アート・イン。コンテナ展
●ロボットアート展
●ユニバーサルデザインポスター展
●エイブル・アート(障害のある人たちのアート)「仲間たち」展
●KOBE HAIR ART COLLECTION
●スイーツデザイン展
●おもちゃ展
●現代陶芸展
●アーティスティック・フォト展
●浮遊するオブジェ展
●大道芸コンペティション
●招待作家展示
●こども絵画コンクール
●いけばな未来展
●工芸~ひとの手の不思議~
●日本画・洋画
●書作家展
●アートフリーマーケット アートオークション
●アート・ランドマーク・ステージ
●チャペルコンサート
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