« 天の恵みへの感謝 (上) | トップページ | 天の恵みへの感謝 (下) »

2007年2月15日 (木)

天の恵みへの感謝 (中)

(前回からの続き)

そこで、石川理紀之助が、べし・べからず集として、農業精神『常訓抄』を残しているので、記しておく。例によって、流風のコメントも付記しておく。

一、天地の御恩を忘るべからず。

自然物は天候に左右されるのは、今でも変わらない。天の恵みというのは、今でも言える。

一、みだりに生物を殺すべからず。

食べるのに必要以上に、生物(動植物)を殺すことは、感謝の心が足りないからである。食べ物を残すことも、当然、恵みに対する冒涜だ。自分の食べられる量を知ることは大切だ。

一、家内、村内殊に睦じうすべし。

農業は、お互い助け合わないと、うまくいかない。そのためには、いわゆる「談合」も必要だ。人間関係が密になれば、談合は自然発生的に起こる。今、国内で問題になっている談合は、一部の利益を独占し、世間の全体の利害と相反するからだ。行き過ぎた談合が問題になっているのだ。

一、正直と礼を正しくすべし。

きちんと仕事をすれば、必ず返って来る。過去のデータを分析し、きちんと仕事をすれば、近未来は予測できる。そして、得た情報を独占しない。そして、分を弁え、相手を尊重することで、社会がうまく回る。

一、自ら働きて人を使うべし。

率先垂範。山本五十六(*注記参照)ではないが、人に指示するだけでは、人は動かない。心、頭、体、それぞれのリーダーシップが大切だ。

*注記 山本五十六の言葉

流風は、山本五十六をあまり高く評価していないが、次の言葉は、リーダーの心得として、ぴったり当てはまる名言だと思う。

 「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」

その他にも、次の言葉も残しているようだ。

 「苦しいこともあるだろう、言いたいこともあるだろう、不満なこともあるだろう、腹の立つこともあるだろう、泣きたいこともあるだろう、これらをじっとこらえていくのが、男の修業である」と。

次回に続く

|

« 天の恵みへの感謝 (上) | トップページ | 天の恵みへの感謝 (下) »

考え方」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 天の恵みへの感謝 (上) | トップページ | 天の恵みへの感謝 (下) »