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2007年3月 5日 (月)

『和歌の三神』あれこれ

日本では、いろいろな人を神様にするけれど、『和歌の三神』というものがある。ただ、色々な組み合わせがあるようで、一つにまとまっていないので、一般には混乱を招いているかもしれない。

それにしても、日本人は、三つの組み合わせが好きである。三本の矢にしても、毛利元就に息子が三人いなかったら、あの逸話は残らなかったかもしれない。

紋所も、そのようになっている物が多い。代表的なものは、徳川家の三つ葉葵の紋所もそうだし、三つ鱗という紋所もある。

かつて、「三つの歌」なんて番組もあった。流風も古いね。若い方は、ほとんどご存じないだろう。

企業名だって、三菱に、三井。神戸の企業なら、三ツ星ベルトなんてものある。

コンサルタントという方々が大きな顔して出すプレゼンも、三つ提案するのが多い。二つだと、極端なケースになるし、クライアントは判断に苦しむし、四つ以上だと、印象が薄められて、余計に迷うことになるからかもしれない。もっとも、猛者に言わせると、プレゼン二つ論も根強いが。

幾分脱線したので、話を元に戻すと、『和歌の三神』を具体的に示すと、以下のようになる。

一の組み合わせ

  住吉神社(住吉明神)、天満宮(菅原道真公)、玉津島神社(玉津島明神)

二の組み合わせ

  住吉神社(住吉明神)、玉津島神社(玉津島明神)、柿本人麻呂神社(柿本大明神)

三の組み合わせ

  柿本人麻呂(柿本大明神)、山部赤人(山部赤人)、衣通姫(=玉津島明神)

まだ、他にもあるかもしれない。大体、後世の人たちが、それぞれの考えで、組み合わせたのだろう。

例えば、住吉神は、基本的に、最初は航海の神だった。それを住吉大社の神主が、「歌の神」である玉津島神社から神を新たに迎えたから、和歌の神を祀る神社になっただけのことである。

まあ、世俗的に考えれば、神社の都合で~神社の商売の都合~で、民間企業の事業拡大と同様、神様の守備範囲を広げたとも考えられる。その結果、祀られている神さんも増えた。しかし、あまり広げすぎると、人々に覚えてもらえない。そこで、三神を主として、祀っているのだろう。この『和歌の三神』も、それに倣ったのだろう。

神社も、それぞれの営業姿勢?によって、発展もすれば、衰退もする。そういう点は、世間の商売と何ら変わりはない。あんまり、書きすぎると、神社辺りからクレームが来そうなので、本日はここまで(笑)。

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