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2007年5月18日 (金)

芸術の原則

確か、岡本太郎氏が、「芸術の原則」を次のように説いていた。

  ⅰ きれいでないこと、ⅱ うまくないこと、ⅲ 心地よくないこと

首肯できないという方もいるだろうが、芸術家ではない流風も、なるほどなあ、と感じる部分がある。岡本のように考えると、芸術は、「うんこ」と言えないこともない。

芸術家が、いろいろ考えたプロセスを放り出した結果が芸術とすれば、それは芸術家にとって、どうでもいいものかもしれない。芸術家にとっては、プロセスが大事で、結果は、それほど大事ではないのかもしれない。

同様に、人間は、「うんこ」をしないと、生きていくことができない。「うんこ」を出してしまえば、すっきりするように、人間が生きている限り、芸術は生み出されるのだろう。

流風なんか、美術館や博物館に行って、なるほどというフリをしながら(笑)、鑑賞したりするが、芸術を生んでいる人たちが、全て岡本のような心境で創っていたとしたら、少し芸術を考え直さなければならないのかもしれない。

同様に、人間というものは、そんなに美しい存在でないのかもしれない。美しくない存在が、美しくないものを美しいと思って鑑賞する。この世界は錯覚・思い込みの世界なのかもしれない。まあ、そうは言うものの、あまり難しく考えないで、感性に合うものは、単純に楽しんだ方がいいかもしれない。

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