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2007年6月18日 (月)

梅の効用

梅には八徳というものがあるらしい。岩波書店発行の『図書 2007年6月号』に林望氏が紹介されている。転記すると、

 一、衆樹に魁(さきがけ)て咲き、目を楽しませる。

 二、芳香、能(よ)く鼻を楽しませる。

 三、風姿美しく、庭を飾るに宜し。

 四、鶯鳥囀々(てんてん)、耳を楽しませる。

 五、実り豊かに、口を楽しませる。

 六、梅干とけなりては、体を養う。

 七、魚と共に煮る時は、その毒を消して腥(なまぐさ)さを去る。

 八、核仁また良薬にして煩熱を除き目を明らかにす。

改めて指摘されると、なるほどなあと思う次第。こうして見てみると、確かに梅の効用は多いことがわかる。

また、梅の研究家、南金太郎氏も、梅干の効能の八徳を別の角度から説いておられる。それを記すと、

 一、梅干は病原菌を殺菌し、解毒する。

 二、梅干は、肝臓の働きを強める。

 三、梅干は、疲れた時の梅干1個は、疲労を一気に吹き飛ばす。

 四、梅干は、血液を浄化し、高血圧や脳出血を予防する。

 五、梅干のクエン酸は体の活力を増進する。

 六、梅干は、肉体の諸機関と分泌液を調節し、若さと美しさを保つ。

 七、梅干は、俗に言う「死の灰」のストロンチウムを体外に排出する。

 八、梅干は、老化防止のための成分(パチロン)を含み、唾液の分泌を促進する。

う~ん、すごい効用。最近のいろんな健康情報は信用ならないが、梅干は昔から食べられている健康食品。ある意味、人体実験済み(笑)。昔、弁当箱に乏しいおかずに、御飯の真中に必ず梅干が入っていたのは、多分そういう理由があるのだろう。まあ、それでも、摂りすぎず、適度に摂取することが望ましいのは言うまでもない。

高が梅、されど梅である。将来、梅の木を植えてみようか。そんな場所ないから、そういう所に引っ越さなければならないが(笑)。当面は他人様の梅を鑑賞し、梅干を賞味するしかないようだ。

*平成25年4月18日追記

現在は、実家に引っ越したので、豊後梅を植えている。今年は、多くの実がなりそうだが、梅干しに出きる程度の大きさになるかどうか。

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