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2007年6月30日 (土)

昨日・今日・明日

“昨日・今日・明日”なんて聞くと、ソフィア・ローレンを思い出す。若い人はわからないだろう。流風も老いたものだ。彼女が出ていた映画に、『昨日・今日・明日』という映画があった。

ちょっと変わった内容だったと思うが、子供の頃で、はっきりとは覚えていないし、筋もよく理解できなかった記憶がある。派手な女優が、イタリア的に、よく叫んでいる風に受け取ったに過ぎない(笑)。

さて、謡曲では、『放下僧』で、父牧野左衛門が、利根信俊に打たれ、遺児の兄弟が放下僧に変装して、仇討ちを成し遂げるが、その時の信俊との禅問答のようなやり取りに、次のような句が見える。

 “愚見抄云、昔とは廿年三十年以往のみを云ふに非ず、大かた過ぎにしは、去年も今年の昔、昨日は今日の昔、また今日は明日の昔なりと”

一瞬一瞬を真剣に生きよということか。

*注記

「放下僧」とは、広辞苑によると、「田楽から転化した品玉・軽業などの曲芸をする人」の事を指す。ささら・鞨鼓(かつこ)などのはやしを用いて、その芸を演じる。もとは僧形だつたが、後には俗体となるとある。

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