« 二つの美術館訪問 | トップページ | 身を守る笑顔 »

2007年8月10日 (金)

専門バカ

俗に専門バカという言葉がある。若干ニュアンスは異なるが、同様な言葉として、かっては、土気(つちけ)という言葉もあったようだが、最近はあまり使われない。

一つの事柄には詳しいが、全般的な事柄には疎いことを指す。現代は、仕事の細分化が進み、全体像が見えにくくなっているのは事実だろう。本人が、余程注意しないと、井の中の蛙になってしまう。

しかし、もっと誰でも使う言葉に、「杜撰(ずさん)」という言葉がある。この言葉の「杜」はそういう意味を持っている。実は、杜黙(ともく)という人の名が出所と言われる。彼の作る詩は韻律がでたらめで、詩の格式に合わなかったことから来ているという。ちなみに、「撰」とは、著作することを意味する。

専門バカにしろ、土気にしろ、杜撰にしろ、余りありがたい言葉ではない。ところが、現代人は知らず知らずそのようになっている。特に一定の組織内にいる組織人が嵌りやすい。時には、自分の立ち位置を確認し、仕事の意味を考えたいものだ。

|

« 二つの美術館訪問 | トップページ | 身を守る笑顔 »

考え方」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 二つの美術館訪問 | トップページ | 身を守る笑顔 »