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2007年10月 1日 (月)

足袋と羽織

昔は、女遊びをするのに、羽織を羽織って出かけたようだが、誰でも羽織を持っていたわけではない。若旦那と一緒に遊びに行くため、羽織を借りるのに、親方のところに行って、色々言い訳をする落語が、『羽織の遊び』だ。

そういうと、父は、会社から帰ってくると、必ず、靴下を脱いで足袋に履き替え、服を脱いで、羽織(*注 参照)に着替えていた。もちろん、靴の代わりに下駄で移動していた。別に遊びに行く目的ではなそうだったが。

子供の頃、理由を聞くと、「洋服や靴は締め付けられるようで辛い。しかし、足袋を履いたり、羽織を羽織ると、気分が不思議と落ち着く」と言っていた。

当時は、そんなものかなと思っていて、今、振り返ると、確かにそんな気がする。ステテコいっちょうで家の中をうろうろしていると、母からお小言を頂戴していたようだが、この気楽なスタイルは、心地よい。足袋や羽織も同じ事のなのだろう。

服装も、心身に影響を与える。すなわち、身体と心の自由度が保たれる、これらの服装こそ、男のファッションの理想かもしれないと思う今日この頃である。

*注

正確には、羽織ではなくて、丹前だったと思う。

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