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2007年10月 5日 (金)

下情に通ずる

政治家には、下々の思いに十分気を配ると共に、細かい現象から真理を探り出す思考も求められる。残念ながら、現在の政治家には、それが欠けている。下情に通ずる、という言葉があるが、要するに下々の様子を熟知しているということだ。

前政権やその前の政権は、そういうことが欠けていた。本当の政治というものが分かっていない人がトップに立った。国民にとっては、不幸な時代であったと言える(*注)。政治家は、下情に通ずる事が大切だと、武田信玄も北条早雲も言っている。

要するに二代目のお坊ちゃまでは、世間の悲哀もわからず、政治など行えないのだ。国民にとっての「メシの種」は一体何なのかを常々考えて、行動しなければならないが、現実にそぐわない机上での理屈を振り回す人間に、泥臭い人間社会を仕切ることはできない。

また二代目、三代目のお坊ちゃん政治家も困るが、海外仕込みの理論を振り回す学者政治家にも困ったものだ。理論と現実がかけ離れていては、どうしようもない。そんなことを実施すれば、国民は戸惑い迷惑するだけだ。

政治は国民のためにするものであって、国家だけにするものではない。それを勘違いしている政治家が多すぎる。どちらに向いて政治を行うか、再度確認してもらいたい。そして今一度、下情に通ずる、という言葉を噛み締めてもらいたい。

*注

彼らは、退陣後も、政治家として居座って、いろいろ発言するが、迷惑極まりない。さっさと引退すべきなのだ。彼らができることは、議員を辞職して引退し、せいぜい後継者の相談にのるぐらいのことだろう。

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