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2007年11月12日 (月)

独断に対する戒め

独断専行して失敗する人は多いが、先人は、遠くの昔に戒めとして残している。それはすなわち、十七条の憲法の第十七の部分だ。流風としても関心事のため、挙げておこう。

 十七に曰く

 大事は独り断ずべからず。

 必ず衆とともに宜しく論ずべし。

 小事はこれ軽し、必ずしも衆とすべからず。

 ただ大事を論ずるにおよびては、もし失あらんことを疑う。

 故に衆とともに相弁ずる時は、辞すなわち理を得む。

わかりやすい言葉で、説明されているので、解説は不要であろう。要するに、大事は衆議一決し、小事は、必ずしも、その必要はないと説く。

人間というものは、どんなに優れた人でも、自分ひとりの考えで行き届いていると思っても、案外抜けているものである。だから、衆人と議論して、問題点を見つけ出し議論することで、より高いものにできる。

そして、議論することは、コミュニケーションだから、相互の信頼も高まるわけである。そういう手間を惜しんでは、成るものも成らなくなる。どこかの政治家さんに聞かせたいですなあ。

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