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2007年11月23日 (金)

国産野菜の安定的利用

昨今の食品偽装事件を見ると、日本の食材でも危ないのかな、とも思う。しかし、海外の食材は、さらに信用できない。だが、残念なことに、多くの食材に、海外の農畜産物が使われている。食糧自給率が下がるはずだ。

先日も、あるスーパーで、納豆の豆の原産地を見ると、中国、アメリカ、カナダなどが多く、日本産を使っているのは、一種類だけだった。なぜそうなったのか。

業者は、消費者が安い物を求めるからだと言う。しかし、ちょっと待て。何も海外産の農畜産物を使ってくれとは頼んだ覚えはない。結局、流通業者の思惑のままに、海外の農畜産物を使っているのだろう。つまり安くして、大量に売り、利益を上げる経営パターンが見えてくる。

もちろん、安い物を求める消費者もいるだろう。だが、品質に問題があれば、安くても購入しないだろう。また、買えないほど高かったら、購買を諦めるだけだ。業者の、売らんかな、という考えが優先しているのだろう。消費者は、いいものを提供して欲しいのだ。そこに業者と消費者の思惑の差がある。

ということで、農林水産省が、やっと重い腰を上げて、国産野菜利用の促進を始めるようだ。産地と外食業者・流通業者が連携して、国産野菜利用を促すらしい。現在、外食産業には、不信感が募っている。適切な対応が求められる。

どちらかというと、世間の流れから、遅れている外食業界だが、このことに真剣に取り組めば、より付加価値の高い経営を可能にするかもしれない。もちろん、外食の多様性から、全てが、そのようにならないかもしれない。

しかし、消費者は、原材料を選択できない現在の外食産業である限り、業績の不振は続くだろう。業界は姿勢を正すチャンスだと思う。と同時に、国内野菜生産者は、これまで以上に品質管理を徹底すべきだろう。

*追記

健康に害のある安い物を提供して、成果を上げても、いずれ反動が来る。外食産業は、そのような業者の後追いは避けるべきだろう。

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