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2007年12月 9日 (日)

患者が増えすぎる?

自覚症状を感じない病気があるそうだが、大半は、本人が少し変と感じた時点で、異常があるのだろう。それを見過ごすことで、大事に至ることはある。そこで、普段の生活改善として、習慣を改めようと様々な対策がなされている。そして、個人レベルでの健康診断がまず求められる。

そのような状況下、日本人間ドック学会が、国が定めた特定検診・保健指導制度(40歳から74歳対象)で、医療機関の受診を勧める「受診勧奨判定値」に異論を唱えたそうだ。確かに、最近の基準は、年々厳しくなっており、患者を増やす方便に使われているのではないか、という疑いは常々持たれていた。

人々の体調は、判定値だけで決められるものではない。当然の如く、個人差はある。確かに傾向値としては、確認できても、全ての人に適用できるわけでもない。むしろ、検査データを見て、悲観的になる高齢者も多いことだろう。検査データを気にしすぎて、病気になっては、元も子もない。

大体、歳を重ねれば、身体機能が劣化するのは仕方ない。そのことを悲観的に考えても、どうしようもない。だから、高齢者は、健康診断を受けるのも、良し悪しであるという人もいる。まあ、これは言いすぎだと思うが、基本的な検査に留めるべきとは思う。血液検査とかはともかく、バリウムなどを飲むのは、逆にリスクが高いといわれる。

そして、高齢者は、データの結果に、あまり左右されず、自分自身の行き方を貫くべきだろう。このように厳しい受診勧奨判定値は、高齢者には、あまり望ましくないものだ。そういう意味では、日本人間ドック学会の指摘は、問題点を突いている(もっとも、彼らの本音は医療の需給バランスの崩れを心配してのことだろうが)。

ただ、若い人たちには、判定基準を緩めるのが、いいのかどうかわからない。できれば、年代ごとの判定基準を示してもらいたいものだ。また高齢者予備軍の流風として、個々の基準もよいが、総合判定をどのようにするのか少し興味がある。

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