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2007年12月25日 (火)

礼と文化の継承

「礼」というと、礼儀とか礼節を思い浮かべる人が多いだろう。だが、この「礼」という字は、もともと「禮」という文字で、「らい」とか「れい」と読まれる。だから、『礼記』は、「らいき」と読まれる。この文字の意味は、「示」と「豊」という字からなっており、「示」は神を意味し、「豊」は、履(ふ)み行うという意味がある。よって、神を祀る際に、履み行う儀礼と解釈できる。

これらが時代を経て、人の守るべき秩序として理解されるようになった。それが礼儀であり、礼節であろう。現代の日本では、失われた感がある。それはなぜかというと、海外の低い文化が、日本に流入した結果とも言える。

それは、日本人が、日本の文化より海外の文化が優れていると錯覚したからだ。もちろん、海外にも優れた文化が存在する。全てが全て、日本の文化が優れているとは言わない。

しかし、歴史の浅い国の文化は、やはりレベルが低いことは否めない。時間というプロセスは、文化を成熟させる。歴史が長いことは、短い国より誇れることだ。だから、日本のように、長い歴史を持つ国民は、もっと自信を持ってよいのだ。

それゆえ、文化は正しく継承されなければならない。他国の影響を全て排除することは不可能だが、よい文化は残さなければならない。それは国民国家の使命であり、世界においても、その重要性は指摘できる。もう一度、各自、礼の持つ意味を噛み締めてみる必要はある。

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