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2008年1月23日 (水)

アドバイスの仕方あれこれ

今年も四月になれば、各地で新入社員が溢れることだろう。新しい気持ちで頑張ってもらいたいものだ。

さて、新入社員の頃は、仕事を覚えるのに必死で、仕事本来の厳しさはまだ理解していない。しかし、新入社員も数年もすれば、仕事に慣れてきて、仕事の難しさも徐々にわかってくる。辛いことも増えてくる。先輩や上司からの怒鳴り声も聞こえてくる。

そうなると、仕事は、辛い、辛いとなる。流風もそういう時期があった。いくら努力しても、壁にぶち当たる。いつも難しい顔をしていたそうだ。

そうすると、ある先輩(直接の上司ではない)から、「仕事は楽しんでやらなければならない。君の人生の中で、仕事をする時間はかなり占めるので、それを辛い、辛いとやっていては、余計に辛くなる。それなら、楽しんで仕事をしてはどうか」と。

このアドバイスで、流風は肩の力が抜けて、気分的に楽になったと思う。気持ちの持ち方が変わったせいか、仕事がスムーズに運ぶようになり、仕事に対する自信もついた。それから、結構忙しく働いていたように思う。

数年して、同じ先輩と再会し、「仕事の方はどうか」と聞かれ、「ええ、先輩のアドバイス通り、楽しくやっています」と答えた。そうすると、その先輩から、「アホッ、楽しくやっている内は、お前は、仕事の厳しさがまだわかっていない」と怒鳴られた。

流風は、狐につままれたような気分で、立ちすくしていると、先輩は、すっと立ち去っていった。この人生の師といってもよい、この先輩は、残念ながら、若くして逝ってしまわれた。

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