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2008年1月13日 (日)

いたわる心 その一

流風が若い頃(20代の前半)、あるお客様のところに伺って、(やや記憶が曖昧なのだが)確か、そこの奥様から聞いた話に、「何でも、いたわって使う」ということがあった。それは自分に関わりあうものはすべてという。

例えば、物を大事に扱う。しかし、好きな物や高価な物を納屋や押入れの奥にしまいこんでいることは、大事に扱うことにはならないという。物は、使ってやって、その持っている本分を心置きなく、発揮させるのが、いたわりになるというのだという話だった。

そのためには、持ち物を常に点検し、使われていないものがないかチェックされるそうだ。更に、お皿とか、ガラスの器など、同じものが何個かある場合でも、順番に使っていると仰っていた。そうすると、皿や器が喜んでいるように感じられたのとのことである。

そしたら、使わないものは、どうするのですかと、質問すると、返って来た答えは、使わないということは、持ち主が大事にしていないということ。それなら、使ってもらえる人に差し上げるか、処分するしかないという。

だから、人に差し上げたり、処分するのは、できるだけ避けたいので、物を購入する時には、慎重にならないといけない。お金があるからと言って、衝動的に買うものではない、と教えられた。

その時は、ふ~ん、という意識しかなかったが、今から考えると適切なアドバイスだったように思う。それ以後、流風は、このアドバイスを受け入れて、無駄遣いは減ったと思う。先輩方の忠告は、素直に聞いた方がいいかもしれない。

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