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2008年2月23日 (土)

隣の芝生は青い

隣の芝生は青いと言うが、経営者が自社の経営に自信を持てなくなって、他業種に進出しようとすることがある。もちろん他業種は、自社より儲かると思うからだろう。しかし、自社内に専門家がいない限り、成功することは適わない。それぞれの分野で、専門的な知識なくして、その分野での成功は難しいのだ。

最近のM&Aの動きを見ても、自社の分野とかけ離れた分野で成功することは稀だ。あのタバコ会社にしてもそうだろう。買収すれば、数字上では成功すると錯覚するらしい。しかし、それぞれの分野で、それぞれの難しさはある。

もちろん、専門分野だから、成功するとも言えない。専門分野に捉われて、視野が狭くなれば、人はどうしても悲観的になりがちだ。大きく世界を見れば、自社の仕事は、いろいろな可能性があるはずだ。それを切り口を変えて、見直せば、新しいビジネスも可能だ。

しかし、経営者も当座の仕事に追われたり、資金が窮屈だと、考える余裕をなくし、そういう考え方への展開を考えられなくなるようだ。ということは、新しい分野への進出は、既存分野での展開が比較的うまく行っている間に、用意しておく必要があるということになる。経営とは、つくづく大変なものだ。

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