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2008年2月29日 (金)

休日思考が価値を生む

以前、確か、谷口正和氏が、「個人の需要や地球の需要は、休日から生じる」と語っておられた。どういう論理で、そういうことを言われたのかはうろ覚えだが、彼が言う、この休日が、私達が普通に考えている休日とは違っていたように思う。

彼の指摘していることは、私達は、普通働いていると、一般的に土日祝日(あるいは別途、日にちをずらして獲得した休日)を休日と考え、仕事日と分離して考えているが、これからの時代は、そういう区別は無駄と考えることかもしれない。

すなわち、仕事と休日の区別がつかなくなり、仕事日も、ある意味、休日であり、休日も、ある意味仕事日であるということだろうか。ただ、この考え方は、自営業であれば当たり前のことである。彼は、サラリーマンに対して警告を発していたのかもしれない。サラリーマンも、自営業の感覚を持てということだったのかもしれない。

仮に、組織の歯車であるとしても、常に仕事と一体化して考える。そうかと言って、かつて言われた猛烈サラリーマンとも異なる。仕事時間も自分の持ち時間と考え、その他の睡眠時間や自由時間と一緒にトータルで、時間設計をしていくのがいいのかもしれない。

もちろん、組織に所属すれば、実質、時間が拘束されるわけだが、それさえも楽しんでしまう考え方が求められている。そういう発想を許す企業からは、いろいろなアイデアが生み出され、組織が活性化され、事業に伸びていく。

人間の脳は、拘束すれば退化していく。分かり易く言えば、公務員・官僚の脳と同じ様になる。しかし、税金で生きている公務員・官僚はともかく、民間企業は、それでは存続できない。脳の不活性をなくし、企業価値を高めていくには、組織に所属する人々の休日の考え方を改めていくことが求められるかもしれない。

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