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2008年3月28日 (金)

「信」ということ

五常の徳というものがあるが、若い方はご存知だろうか。すなわち、仁義礼智信の事を指す。わかりやすく説明すれば、「仁」は、深く思いやりの心を持つこと、「義」は世の中に正しくて善い事をすること、「礼」は謙虚な心を持ち、感謝の心を忘れないこと、「智」は、何が正しくて、何が悪いのか正しく判断すること、「信」は約束したことは守ること、を意味する。

十七条の憲法の第九条では、その中の「信」の大切さが語られている。内容は、比較的短くて、次のような内容だ。

「「信」は、「義」の根本である。だから、いつも「信」を心掛けよ。ことの善悪とか、物事の成功・失敗は、悉く「信」にかかっているといって間違いなかろう。大臣・官僚は、お互いに「信」があれば、全てのことが成就しないことがあろうか。大臣・官僚に「信」がなければ、全て失敗するのである。」

「信」は、その文字の成り立ちから、「人が発する言葉」とわかる。人は言葉を発した以上、守らなければならない。それが、すなわち約束を守ると理解されている。

この簡単なことを、できない人がいるのは、子供時代に、躾けられていないからだと云われる。子供の時に、どんな小さいことでも、約束を守ることを教えることは、嘘をつかないということと共に、大切な躾だ。

しかし、それには、まず親が、そのことを実行しなければならない。親がそれをできないことによって、子供に不信感を与え、「信」の重要性をわからなくしてしまう要因だ。親や指導者は、どんな小さなことでも、まず約束を守ることが大切だ。

*参考 十七条の憲法の第九条

九に曰く

信はこれ義の本なり。事毎に信あれ。

其れ善悪成敗は、要、信にあり。

群臣共に信あれば、何事か成らざらむ。

群臣信なくんば、万事悉く敗れむ。

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