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2008年3月 8日 (土)

日本銀行総裁選び

日本銀行総裁選びで、自民党と民主党で揉めているようだ。ただ、これは客観的に見れば、日本銀行派と財務省派の抗争と言える。自民党と民主党は、その代理戦争と言えるだろう。

もちろん、民主党が言うように、日本銀行の独立性は重要なことだ。主体的な判断ができる日本銀行総裁が望ましい。ややもすれば、政治の意向を汲んで、金融政策を変更せざるを得ないようなことでは困る。

しかし、その一方で、日本銀行は、政府や国会との協調も求められる。すなわち、主張すべきことは主張し、日本銀行の政策を浸透させる能力が日本銀行総裁には求められる。いわゆるコミュニケーション能力が重要だ。

コミュニケーション能力は、政府、国会のみならず、国際金融市場に対しても、そうであろう。福井総裁は、そういう役割を十分果たされてきた。その説明の仕方も、巧みであった。後継総裁も、そういう人になって欲しい。

出身機関に捉われず、真に能力と主体性があり、日本銀行の独立の気風を感じさせるタイプが望ましい。今後も、総裁選びに混乱をきたすようなら、思い切って、福井総裁の任期延長でもいいのではないか。

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