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2008年4月16日 (水)

食養訓は正しいか

食養訓らしきものは、昔から、いろんな人々から伝えられてきた。ただ最近は、「食育」などの奇妙な言葉が使われているが、流風は決して認めない。食は、上からの押し付けでは真に理解できない。知識に頼り過ぎるのは危険だ。経験知も必要だが、自ら学び取るものだ。

人々には、本能があり、食に対する意識は誰しも持っている。それは学ばされるものではないはずだ。もし、それがないというのなら、それは本能が衰えているということの証左だ。つまり各個人が、食に対する、どういう問題意識を持つかが大切なのだ。

さて、ここでは、その問題は措いておいて、参考までに『食養訓六訓』を挙げておこう。これらは貝原益軒の『養生訓』を参考にしたものと云われる。彼の書にしても、過去の多くの経験知がまとめられたものと言えよう。ただ、以下のことが正しいかどうか、自分で確認して欲しい。

一、粗食にすること。

最近は、食が全般的に贅沢になり、それが却って身体を蝕んでいる。特に若い時の食生活は、身体をよく動かして、粗食が望ましいと云われる。そしてアルカリ食品を多めにして、酸性食品を少なめに。

二、旬の物を食べること。

季節のものを食べれば、健康にいいとされる。逆に、その季節にとれない食物は摂取しない方がいいとされる。

三、多様な物を組み合わせて食べること

これは科学的にも、裏付けが取れているようだ。ある学者は、健康情報で、確かなことは、このことだけと指摘している。

四、味付けを薄くし、素材を味わう料理にすること

味付けを薄くするか、濃くするかは、環境による考え方の問題。ただ、塩分や糖分を多く摂取することは悪いと云われている。素材そのものを味わうのがいいだろうということは、本能的にはわかる。

五、よく噛んで味わうこと。噛む回数は多いほどよい。

確かに、長寿者は、よく噛むようだ。これで免疫力が高まるというのは、どうもそうらしい。

六、腹八分目。食べ過ぎない。

常に、若干お腹が空いた状態が望ましいと云う。何でも余裕が大切ということのようだ。あまり詰め込みすぎると、胃腸がきちんと活動できない。

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