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2008年4月13日 (日)

そうですか

4月になり、多くの新入社員が、元気よく張り切っているであろう。今のうちは、覚えることもたくさんあり、時間もあっという間に過ぎていく。しかし、しばらくして落ち着いてくると、新たな悩みが出てくるかもしれない。多くの矛盾を感じるかもしれない。特に人とのコミュニケーションに悩む人も出てくるかもしれない。

人との接し方はいつの時代も難しいものがある。人それぞれの思考方法が違うからだ。しかし、接し方のテクニックはある。それは、まず受け止めることである。“そうですか”と聞き届けるとも言えようか。現代的に言えば、“YES,but....”となるかもしれないが、新入社員には、“but...”は早すぎる。まず受け止めることが大事だ。

若い時は、親から意見されると、反発したくなるの気持ちとしてはわかる。しかし、流風の経験でも、親の意見に反発したものの、後で冷静に考えれば、親の意見が正しかったという経験はよくした。反抗期には止むを得ない面もあるが、親の意見には耳を傾ける意味はある。だから、親は、子供に嫌がられても、意見はする必要があるのだ。

それは同様に、姑に逆らう嫁の話は昔からよく聞くが、うまくやっている嫁は、まず姑の意見や小言をよく聞いている。そして、そのことの積み重ねで、信頼を得て、じっくりと自分の意見を通す努力をしておられる。現代は、いきなり反発する元気な嫁さんもいるようだが、大抵がうまく行っていない。

一般社会でも同様だろう。企業でも、新入社員が、先輩の言うことを批判して、やり方が古いだの、なっていないとの意見書を出して、目立つ人もいるが、あまり望ましくない。おおよそ、組織の中で力を発揮するには、組織の力を使わないと難しい。単独で能力を発揮しても、それは大した力にはならない。新入社員は、まず、その企業の文化をまず把握することに注力するべきで、まず先輩の意見を聞き届けることが必要だ。ただ、疑問に思ったことは何でも聞けばよい。それは新入社員の特権だ。

もちろん、とりあえず、“そうですか”と受け止め、自分なりの疑問点は、メモをして将来のために取っておくことは必要だ。いいこと、悪いこと、全て受け止め、自分なら将来どうするか、という問題意識は常に持っておく必要はある。そうすることが、将来のリーダーシップに役立つだろう。

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