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2008年4月 8日 (火)

後進に道を譲る

現役を引退した後、寂しくなったのか、復帰する人がいる。もちろん、事情は様々であろう。しかし、引退したものが、復帰して、後輩の仕事の邪魔をするのはいかがなものか。彼らには、後進に道を譲るという発想はないのだろうか。

また、その業界で、そこそこの年齢なのに引退しない人たちがいる。議員(定年制もあるようだが)やスポーツ選手が目立つ。プロ野球選手も、確かに運動能力が高ければ、続ける意味はあるのだろうが、それでも、ある程度の年齢になれば引退してもらいたいものだ。

そうしないと、後進は育たないし、結果として、その業界も衰退することになる。すなわち、頑張り続けることが、あまりよくない結果を招くのだ。誰でも、元気なうちは、前線でいつまでも頑張りたい気持ちはわかるが、後進を育成する意識を持たないと、社会はもたない。後進に道を譲るということは大切なことだ。

もちろん、それは民間企業にも言える。65歳への定年延長もその一つだろう。これは年金支給の先延ばしに対する国策だが、あまり感心できる政策ではない。あまり長くおられると、若い人たちにとっては、心理的に重苦しい。

新しいことを行うにも、やりにくいし、新しい発想も潰されがちだ。それは経験則が異常に重視されるからだ。定年延長ではなく、定年後の再就職環境を整えることの方が大切だ。

また官僚の天下りの場合は、官界を出ても、その影響力を行使する元官僚が後輩の仕事の重石になっている。それがいいように働ければいいが、大概は害になっている。

彼らが天下り先から、引退した段階で、初めて後輩は自分の仕事ができるだろうが、次々と天下りしておれば、そういうことはいつまでたってもできないということになる。それが官界の腐敗を生んでいるのだろう。

今一度、後進に道を譲るということがどれほど大切なことか、皆が考えてみる必要はあると思う。

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