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2008年5月 8日 (木)

助け合う組織文化

官庁や大企業に問い合わせをすると、たらい回しによくされることがある。この時間の無駄に空しいものを感じる。最近は改善されてるというが、それでも、体質はあまり変わらない。最近は、ある大手銀行にそれを感じた。彼らの体質は全く変わっていない。これはいいように解釈すれば、機能別組織ができているのだろうが、横の連携が悪い。よく言われる縦割り組織の弊害だ。

組織成員にすれば、そのことは重々理解していても、口が出せないことも多いようだ。口を出されるのを極端に嫌がる人々がいるからだ。結局、これらの人々は自分のことだけしか考えていない。自分の立場、面子に捉われて、外部からどう思われようとお構いなし。顧客のことなど全く視野にないようだ。

これらは、基本的には、その組織の文化が、大きく左右する。顧客を第一に置けば、本来こういうことはできない。最近、民間企業では、さすがに、こういうことは減ってきたというが、先の例のように全く変わらない大企業もある。また、官公庁も、昔のようではなく、相当に改善している。しかし、それは一般市民と直接接触をもつ部門に限られるのではないだろうか。

官庁も、まだまだ縦社会だし、機能別組織が強い。一人の公務員が複数の職務を担当するということもあまり聞かない。この問題は、とうの昔の十七条の憲法第十三条にも、指摘されており、時代は変われど、その官庁の体質はあまり変わっていないということかもしれない。前にも触れたが、組織構造を変えない限り、どうしようもないようだ。

一応、参考までに、十七条の憲法第十三条の解釈を示しておく。

「官に任ぜられた諸々の役人は、自分の担当以外の他の仕事にも目を配れ。誰でも、病気したり、どこかに用事で出かけたりして、その間、仕事ができないことがある。

しかしながら、担当以外の仕事も知っておれば、求められれば助けることもできるし、それでチームワークもよくなり、今まで以上に相互を認め合うようにせよ。

決して、担当外は、自分は関係ないと放置し、公務に支障が出るような心構えではいけない。」

*  参考 十七条の憲法第十三条 訓読文

十三に曰く

諸の官に任ずる者は、同じく職掌を知れ。

或いは病し、或いは使いして、事に闕(か)くることあり。

しかれども、知ることを得る日には、和すること嘗てより識れるが如くせよ。

其れ与り聞くことなしというを以て、公務を妨ぐること勿れ。

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