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2008年5月19日 (月)

四川大震災被災地への次なる支援

中国四川省の大震災に日本から救助活動に行かれた人々は、絶望感の中での作業になっている。というのは残念ながら、多くの人々は助からない可能性が高いからだ。早くから救助活動に参加できなかったこともあるが、地震の規模が大きすぎて、急激な被災に手の施しようがないのが事実だろう。

しかし、何もしないよりはした方がいいのに決まっている。あの震災の時もそうだった。当時の日本政府の決断は大変遅く、海外からの救急支援の受け入れは遅れた。結局、海外からの救急支援はほとんど役に立たなかったが、それでも被災者にとっては、その行為一つ一つが有り難かったのだ。

人というのは、自分の存在を確かめるため、横に人がいると気分的に落ち着く。誰かが何かをやってくれていると思うだけで、少し気分が平常心に戻るのだ。もちろん、生き残っても、心身ともに大きな傷を負っており、完全に戻るには、長い年月を必要とする。しかし、支援は無駄ではない。

さて、日本としては、これから何をやればいいのだろう。街頭では、募金集めをする人が増えている。特に神戸は、その気持ちが強い。全てを失くした人の気持ちがわかるからだ。それにしても、今回の被害の規模は尋常ではない。

流風が心配するのは、隣国の政治不安・社会不安・経済不安だ。今のところは大丈夫のようだが、歴史的に、日本は、中国が不安定になると、日本も不幸になっている。ちょうど米国との関係が悪化すると、不幸になるのと同様に。そういう意味では無関心にはなれない。

中国が求める基本的な物資の提供は当然としても、復興のための支援も求められる。しかし、現在、政府は財政赤字だし、国内的には諸問題を抱え、そんなに支援できるわけでもないが、その中で、予算を組み直し、新たな長期的視野での支援を国に求めたい。例えば、現在、ODAは削減中だが、災害復興ODA的なものでの支援は止むを得ないと思う。それも、今後10年間程度の継続的支援が望まれる。

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