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2008年7月31日 (木)

若い人に仕事がないとは

最近、一部の若い人が、追いつめられて、各種犯罪を起こしている。その中で、仕事がないとか、今後の人生に見通しが立たないとか、よく言う。

しかし、それは本当だろうか。留学生や海外から来ている人々に言わせると、日本ほど仕事が溢れている国はないという。もちろん、単純労働だったり、面白くない仕事が多いかもしれない。だが、仕事がないということではない。

今の若い人は、自分に合う仕事とか、よく言うが、そんなものはどこを探してもないだろう。基本は、労働需要のある中から、どんな仕事でも、いかに楽しみを見つけるかにある。自分が主体となって、何か課題を抽出し、解決できれば、どんな小さいことでも、嬉しいものである。

次に、仕事は実績の積み重ねだということ。人生の時間軸で、どのように実績を積み重ねていくかということをもっと考えなければならない。よく所得の低さが問題にされるが、それはどんな生活を望むかによって、見え方は違ってくる。所得が全てではない。

そのためには、いかに経験を積ませてくれるかということで職場を選択する必要がある。派遣とかアルバイトでは限界があるだろう。そういう仕事を選択しないことも重要なことだ。少々給料が安くても正社員の道を選択した方がいいかもしれない。

更に、流風が思うには、都市における他者との比較で仕事を選びすぎではないか、ということが、指摘される。都会での生活を中心に考えすぎないことだ。それには、現在住んでいる地域に縛られる必要はないだろう。

また、高齢者時代には、体力の要る仕事は、花形になる。中途半端に頭を使う仕事より、実入りはよくなるかもしれない。もっと手足を動かす仕事を選択できないか。

例えば、地方に行けば、人が足りないので、いろんな仕事が考えられる。今、問題になっている農業者の不足もあり、いずれそういう需要は拡大する。確かに年収は上がらないかもしれないが、食い物に困ることはない。

また、人付き合いの嫌いな人も、作物が相手なので、ストレスはあまりたまらないだろう(但し、地域の付き合いは濃密かもしれないが、地域も変わりつつある)。天候に左右される作物の成果については、心配もあろうが、それなら、どうすべきかという課題も楽しめばいい。

また職人の世界も人不足である。ちゃんとした職人になるには、十年以上の修業が必要だが、モノに向き合うので、考え方で専門性を高めることができる。修業は大変かもしれないが、その技術は一生どこでも役に立つものになる。

結局、言えることは、仕事の内容も大事かもしれないが、自分が真に楽しめる仕事にしていく思考が望まれるのではないか。そして、どんな仕事でも、極めれば、それなりに人格が形成されるものだと思う。そして、それが社会の質を向上させ、ひいては社会貢献にもつながる。

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