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2008年9月11日 (木)

ドラマ『温泉へGO!』を視聴して、温泉に行こうか

朝夕が涼しくなって、秋の足音が近づいている。蝉の音に代わって、秋の虫の音が聞かれるようになった。こうなって来ると、行きたくなるのが温泉だ。寒い時期もいいが、少し涼しくなるこの時期が、流風には一番。とは言っても、毎年は行かないのだが、今年はどこかに行こうかな。

ところで、温泉旅館も、原油の値上がりの影響で、客足が減っているようだ。ガソリン代を負担するなど、色々やっているようだ。もう少し、ガソリン代が下がれば、客足も多少回復するかもしれない。電車で行く人間にも、何かサービスしてくれないのかな。駅まで送迎をしてくれるところもあるが、そういうこともやってくれないところもある。辺鄙なところで、抱えている人員が少なければ、仕方ない面もあるが。

また、温泉料理の豪華さは、そろそろいい加減にしてもらいたいものだ。最近は、素泊まりできて、料理は外食可能という旅館もあるようだが、全体から見れば少数派だろう。もっと気楽に行ける温泉旅館を望みたい。

もちろん、海外の多くの旅行客を迎える場合は、豪華料理もいいだろうが、国内旅行者対象は、もう少し旅館に多様性が求められる。大型設備で大量の客を、豪華料理で招く旅館もあっていいが、少人数や個人で楽しめるホテル型旅館もあっていいはずだ。今後の温泉旅館に期待したい。

そういうことを考えていると、テレビ欄に、昼間の放送で、温泉をテーマにしたドラマがあったので、ビデオにとって、夜、視聴してみた。それはTBSの『温泉へGO!』だ。以前、シリーズでやっていたらしいが、視ていない。

主演は、加藤貴子さん。彼女の記憶といえば、以前、毎日放送ラジオの「ヤンタン(ヤングタウン)」にお笑い芸人と出ていたように思う。「カトタカ」と呼ばれて、結構いじられていた。静岡出身らしいので、辛かったと聞く。

まあ、東日本の人たちは、関西流のいじられに耐えられないかもしれない。そんなに悪気はないのだが、結構、堪えるらしい。現代でも、東京方面の人たちは、大阪への転勤を嫌がるそうだから。今でも、特に、奥さんの抵抗が強いらしい。まあ、わからんでもないが。慣れると何でもないのだが。

さて、このドラマ、明らかにお気楽系だ。夜にビデオを再生して視るのだが、なかなか楽しく面白い。以前のシリーズも見たいものだ。それにしても、なぜお昼の放送なのだ。夜はくだらない番組があまりにも多いので、見る気もしないのに。中高年も楽しめる番組制作はないものか。

人口構成から見ても、テレビ界は古い体質の人が多いのだろう。それとも、番組制作する年代と需要とのマッチングが悪いのかもしれない。未だに、若い人向けの番組中心に構成されているのは、ちとおかしい。

そのことはさておき、ドラマの内容は、主人公、椎名薫(加藤貴子)が、ある旅館(『御宿さくら』)に、派遣会社から派遣仲居としてやってきたところ、支配人は、そこの息子で、佐倉涼は偶然にも、高校の同級生だった。そして同じく同級の茶道家の息子、村上修成もいる。なんと彼は、モト彼という設定だ。

また涼は、どうも事業で失敗しているらしく、多額の借金を抱えていて、母親(佐倉奈津枝)の経営していた温泉旅館の経営を黒字化して、借金の穴埋めに、売却するつもりらしい。

まあ、温泉旅館の経営は、難しいものがある。特に昔に作られたものは、大量の客を迎えて捌くことで経営が成り立っていたから、そういう客が減ってきた現在では、過大な設備投資が重荷になっている所が多い。この旅館も、その例に漏れず、そういうことで苦しんでいるのだろう。

息子は、母親の人間関係のしがらみを断ち、古い中居たちをリストラし、人件費負担を低くするため、仲居を派遣にすることにしたが、素人仲居は何も知らないから、現場は混乱する。そこで登場するのが主人公。一般に、旅館は、その季節需要対応のため、少ない正社員と多くのパート・アルバイトから成り立っていることが多い。

ここでの問題点は、母親の女将を隠居させていて、仲居をリードする女将も、若女将も不在なこと。リーダーがいなくては、組織は機能しない。そういうことを会社を経営している涼が理解していないというのは、話的には少し無理があるが、ここでは旅館経営を全く理解していない人物として登場している。

それに対して、薫は、かつて若女将として働いた経験があるらしいが、苦い経験があるらしく、最初は旅館で働くことを拒否していたが、旅館の内部事情を知るにしたがって、旅館の仕事にのめりこんでいくというのが大体のあらすじだ。くわしいことは、『温泉へGO!』のホームページを見てもらおう。

今後、ドラマがどのように展開するのかしらないが、実際問題、旅館経営は大変だろう。従来の画一的な旅館経営では成り立たないのは明らかだ。国内の社員団体旅行が減り、需要と供給のバランスが崩れている。アジアの海外旅行者を招くにしても、全ての旅館は対応できないだろう。

結局、多様化したレベルでのいろんな形態での旅館が望まれる。有馬の一部旅館は、素泊まりできたり、顧客対象を絞ったり、また旅館規模を小さくして、隠れ屋的旅館にして成功している所もある。もちろん、その方がリスクは小さい。そういう旅館を多店舗で経営した方がいいのかもしれない。今後も、いろんな形態の温泉旅館が出てくるだろう。

それでは、このドラマに刺激されて、今年は、どこの温泉に行こうか、思案中。このドラマに何かヒントはあるかな。

*平成20年11月21日追記

ついに本日で60話が終了した。若干、終わり頃は端折った感があるが、まずまずの出来であろう。流風にとっては、全体として、温泉旅館経営の内情を垣間見た感じはする。旅館経営の難しさを再確認させられた。客を招き、それを維持するのは大変だ。

まあ、それでも、このドラマは、お昼の番組なので、録画して視聴したが、気楽に視れて良かったと思う。かつての温泉旅館ドラマ『細腕繁盛記』のような暗さというか重さがない分、救われる。

それでも、確かに、主婦向けの時間帯のため、三角関係の三つ巴には、ちょっとやりすぎの感は否めないが、まあ、ドラマだから許せるか。話の展開からは、続編がありそうである。

また、どこかの地方局で再放送はされるのかな。またシナリオと台詞がしっかりしているので、この内容なら、ラジオドラマとして音声だけの放送も有効であろう。

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