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2008年9月 4日 (木)

世の中の構造

よく、世の中には、持てる人と持たざる人がいると言う。確かに生まれてきた時から、お金持ちの家に生まれる人と、そうでない人とは、その時点で差がある。

しかし、父がよく言っていたのは、同じお給料をもらっても、一方は二割を貯金し、もう一方は全て使ってしまえば、もう、そこから格差は生じる。だから、どんなに平等な社会を作っても、格差が生まれると。

それを補うのが、所得税の累進課税や、相続税や贈与税だとも言っていた。確かに、所得税の累進課税を強化し、相続税等の財産課税を強化すれば、数世代で格差は改善される。

ところが、この仕組みは、ある意味、不平等だ。努力して貯めた貯蓄や、稼いだ所得に課税するのは、納得できないという人もいる。確かに、理屈は合っているだろう。

だが、この世の中は、貯蓄しないで消費する人がいるから、ある意味、経済が回っていると捉えることもできる。消費する人がいるから、儲けることができる人々が生まれる。

そのように考えれば、人は持ちつ持たれつということになる。貯蓄を優先するか、消費を優先するかは、個々人の考え方であると言える。世の中は不思議な構造だ。結局、トータル・ゼロの社会なのかもしれない。

*追記

流風は、何も貯蓄する人が悪いと言うつもりはない。ある程度の貯蓄も生きていくためには必要だ。だが、目的もないまま貯蓄ばかりするのは、問題が多いと思う。

*追記

よく所得税の累進課税を強化したり、財産税を強化したら、海外に資金が逃げるという人がいる。また、それなりの所得の人も、海外に行くという。

しかし、行きたければ、海外に行けばいいのだ。日本を捨て、日本人の資格を捨てるのなら、それも良いだろう。後で、どんな事態が起きたとしても、日本に泣きつく様な無様なことがないように願いたい。

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