« 菊の霊水 | トップページ | 自分より優れた部下 »

2008年11月15日 (土)

こんにゃく料理と健康

以前のブログで、落語『こんにゃく問答』(*参考参照)に触れて、権威者の勘違いを取り上げた。禅問答など門外漢のこんにゃく屋の親父が、たまたま僧になりすまして、旅僧に対応して、打ち負かすというものである。

もちろん、こんにゃく屋の親父にすれば、禅問答などしている気はさらさらない。あくまでも、こんにゃく屋の知識で対応しているに過ぎない。旅僧の方が、それを禅知識と勘違いして解釈して、自分が負けたと錯覚するのだ。人間、専門の域に達すると、かえってその専門性故に、全体感を見失うのかもしれない。学者の世間知らずと同じだ。

さて、こんにゃくは、このこんにゃく問答同様、確かにつかまえるには捉えどころがない。包丁で切る時は問題はないが、千切る時は、つかむと、くにゃと逃げていく。鰻ほどではないが、手で千切るのは一苦労だ。

こんにゃく料理は、時々作っているが、なかなかレパートリーが増えないでいる。正月のお節同様、煮炊きするか、せいぜい、すき焼き、味噌田楽、おでん、かす汁に利用するぐらいた。

こんにゃくは、俗に、砂下しと言われるように、便秘に利く。流風は、どちらかと言うと、お通じはいい方なので、女性のように便秘に困ることはない。だが、こんにゃくは老廃物やダイオキシンなど胃腸にたまっている物を一緒に体外に排出してくれる。

そういう意味では、もっと食材として利用した方がいいのかもしれない。何かと危険な食品が多いことの世の中、体内に蓄積されないようにするためには、有用なようだ。

ということで、こんにゃく料理のレパートリーを増やしたいなと思っていたら、リンクしているブログでこんにゃく料理が紹介されていたので、作ってみた。

それは千切ったこんにゃくと薄切りしたレンコンをごま油で炒めて、出汁、酒、砂糖、醤油で煮たものだ。出来上がった物を食べてみたが、これはなかなかいける。お酒のあてにもなりそうだ。お蔭で、胃腸も快調。今後、もう少し、料理のレパートリーを増やしてみようと思う。

*参考    落語『こんにゃく問答』の概要

       http://www.pippo-jp.com/runde/spot/y03/kon-nyaku.html

*追記

最近、「こんにゃくゼリー」なるものを、幼児や高齢者が咽喉につめて、不幸な事件が起こっているが、母も一度咽喉に詰めて大変なことになった。一応、何とか吐き出させたが、二度と食べないと言っていた。母はこんにゃく料理は好きで、よく食べるのだが、その時、咽喉に詰めたことは一度もない。

結局、何が悪いのか考えてみたが、この商品のネーミングが悪いのだろうということになった。つまり、こんにゃくなのにゼリーと勘違いして、呑み込むから、咽喉に詰めてしまうのだ。ゼリーは普通呑み込むので、同じ行動を起こしてしまう。こんにゃくであれば、噛むので、呑み込むことはないだろう。人間の先入観は怖い。メーカーは、名称を変更する必要がある。

|

« 菊の霊水 | トップページ | 自分より優れた部下 »

医・食・健・康」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 菊の霊水 | トップページ | 自分より優れた部下 »