« 今年の牡蠣御飯 | トップページ | 大好きな焼き穴子料理 »

2008年12月 4日 (木)

例外に基づく立法は有効か~国籍法改正案

国籍法改正案が、衆議院を通過しているし、参議院でも採決の方向のようだが、拙速な感じがする。その国籍法改正案は、外国人と日本人の間に生まれた子供の国籍取得要件から婚姻をはずすというものだ。

裁判所が、その立法を後押ししているようだが、例外の事象による判決で、それを一般化するのは無理があるのではないか。国民社会に及ぼす影響が十分考えられていない立法は非常に危いものと感じられる。

この法律が、すべて善意の人々に適用するのなら、それはある程度認めたい気持ちもわからないでもないが、それをやり過ぎれば、国を正しく守れるか疑問も多い。世界には、いろんな人たちがいるし、不正に彼らを手引きする方法も各種あると思う。

この法律改正案は、あまりにも世間知らずの人たちによる立案のように思われる。その方法も非常に稚拙だ。いわゆる誰の子供かわからない場合も、日本国籍を取得する可能性もあるのだ。そんなことは当局を簡単に騙すことが出来るだろう。あまりにも善意の人ばかりという前提で法律を作っていないか。

某国には、国籍のない人がたくさんいる。まかり間違えば、そんな人たちの受け皿にもなりかねない。善意で物事を考えることは悪いことではないが、それを利用する人たちも多いだろう。全ての法律に対するように、「原則」ということを無視して、法律を変えても、社会を混乱させるだけだろう。

国会は、まともに議論しているのか、極めて疑問である。「国籍法」は改正せず、「例外規定」にしても、もっと慎重に議論すべきだろう。一つの事象に惑わされてはならない。マスコミも、情緒的にならずに、もっと冷静に報道すべきだろう。

*追記

法律は通過したようだが、問題は多い。いずれ大問題になるだろう。これは裁判所の判断ミスとして、後世、物笑いになる可能性が高い。なお、偽装任地に対する罰則は、1年以下の懲役か、20万円以下の罰金を科すだけである。これは、ほとんど偽装を止められないことを容認するものだと考えられる。

果たして、これは人口減少対策なのか。しかし、移民を増やすなら、もっと根本的な対策を講じるべきだろう。

|

« 今年の牡蠣御飯 | トップページ | 大好きな焼き穴子料理 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 今年の牡蠣御飯 | トップページ | 大好きな焼き穴子料理 »